マダニ感染症による死亡例

ここ数年、マダニにかまれて発症する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)による死亡者が報告されています。

マダニ感染症による死亡例は、西日本地域だけでしたが、2013年の一年間に40代~90代まで40人が重症熱性血小板減少症候群と診断され、そのうち13人が亡くなったことが確認されました。
厚生労働省の調査では、ウィルスを保有するマダニは全国に広がっていることもわかりました。
マダニ感染症による死亡例が西日本に集中しているからと言って、北海道や東北等東日本が安全であるわけではありません。
症状は発熱、全身倦怠感、下痢、嘔吐などは他の感染症と同じです。
実はマダニにかまれても重症熱性血小板減少症候群を発症するケースは多くはありません。
しかし、まだ治療薬がないので致死率が高いところが、この病気が特に注意が必要な点です。
また、マダニに噛まれても気が付かない人もおり、その点も注意が必要です。
ダニの活動が活発になる春から秋は特に注意が必要です。
感染経路は、インフルエンザのような飛沫感染や空気感染はしませんので、発症した人から感染することはありません。
つまり、マダニに噛まれなければ発症することはないのです。
もし噛まれてしまった場合は、皮膚科や外科に行って適切な処置を受けることが重要です。